エクセル(Excel)で事務計算の活用事例集

小規模な事務所や会社等の課内で使用できる事務関係計算の活用事例について解説します。また、歓迎会や送別会の時のチェックおよび合計金額の計算や消費税の計算等についても解説します。

 

 給与からの引銭の計算
 給与からの引銭・印刷用のページ(複数シート間の計算)
 歓迎会の計算例
 消費税の計算例(その1)
 消費税の計算例(その2)
 消費税の計算例(その3)

先頭に戻る

エクセルによる事務計算(給与計算、消費税等)の基本的な事例です。

 小規模な事務所などで、毎月の給与を手渡しで渡している場合、お弁当代等を引いた後に実際に渡す金額を計算したりする事例です。(現在は、給与の支払いは、ほとんどが銀行振り込みとなっていますが、小さい事務所では、今も手渡しで給与を渡しているところがあります。)この事例では、給与からいろいろな物を引く数が少ないので、基本給(C列)からそのまま、D列、E列、F列の値を引いている例です。(例)=C9-D9-E9-F9
給与から引く数が多い場合には、引く金額をSUM関数で合計しておいて給与から引くと良いでしょう。 (例)=C9-SUM(D9:F9)

 

Excelで事務計算の例の図1

 

先頭に戻る

エクセルで事務計算の事例 シート(sheet)間の計算

 エクセルで事務計算を行う場合の事例です。この事例は、1つのシート(Sheet1)に入力、そのシートで計算を行い、その結果を別のシート(sheet2)に表示させたり、印刷用のシートとして利用する例です。エクセルは複数のシート間で計算(串刺し計算)ができますので大変便利です。複数のシート(Sheet)の利用方法がわかると、いろいろな事務計算を簡単に行うことができるようになります。

 

(解説)
 Sheet1の白色のセルに氏名、基本給、残業手当、職場貯金、昼食代、自転車保険を入力、黄色のセルは計算式が入っているので自動的に計算されます。
 Sheet2では、Sheet1にある値を表示しています。このシートは印刷用として利用するものです。紙に印刷し従業員に渡す明細になります。 
 Sheet2でSheet1の内容を参照するには、=Sheet1!B5 のようにします。

 

エクセル事務計算の事例、シート間の計算の図

 

 

先頭に戻る

事務計算 実際の計算式

 実際の計算式は、図に示している通りです。これを参考に、いろいろと複数シート間用いる計算を行ってみてください。
 (この例は、全く難しい計算等はありません。足し算と引き算だけです。)

 

エクセル事務計算、シート間の計算の図

 

先頭に戻る

歓迎会の計算例

 この事例は、エクセルで歓迎会の参加者や欠席者のリストを作成し、それを元にして計算を行う事例です。
歓迎会の参加、欠席の列に〇を手入力します。この〇を数えるのにCOUNTA関数を使用します。”=COUNTA(C5:C15)” は、C5セルからC15セルの中に値が入っているものを数える関数です。C5からC15には、参加者の〇 が8人分入っています。”=COUNTA(D5:D15)” は、セルD5からセルD15の欠席者の列に値が入っているセルを数えます。3人分の 〇が入っています。

 

 飲食代の3,800円は手入力します。そうすると、C21セル ”=C17*C19” で参加者の8人と飲食代3,800円をかけて、30,400円が計算されます。
COUNTA関数は、セルの中に値が入っていれば、数を数えますので、他にも便利な使い方ができますので、いろいろ応用してみると良いでしょう。

 

エクセルで歓迎会の計算例

 

先頭に戻る

消費税の計算例 その1

エクセルで消費税を計算する事例です。
令和元年10月から消費税が10%となりましたが軽減税率が適用されるものについては、8%となり複雑になりました。
消費税の計算については、エクセルのROUNDDOWN関数を使用して計算するのが良いでしょう。
以下に簡単な例を示します。

 

消費税の計算例
金額に1.08をかけると8%の消費税、金額に1.1をかけると10%の消費税を計算します。

 

先頭に戻る

消費税の計算例 その2

エクセルでの消費税の計算について、もう少し、実用的な事例を以下に示します。
消費税の計算例

 

先頭に戻る

消費税の計算例 その3

エクセルでの消費税の計算について、8%と10%の両方が含まれる事例について以下に示します。
税率に8か10を入力するとそれに合わせて消費税が計算される例です。

 

 

消費税の計算例

 

(PR)

 

 

 

 

トップへ戻る