エクセル(Excel)で金種計算の例

エクセルで金種計算の事例です。

 

 小規模な事務所で手渡しで給与を渡している所では、金種計算は必須です。銀行から、従業員に支払う給与を引いてくる際に、適当にお金を引いてきたのでは、お札や小銭が足らなくなりうまく給与を渡すことができなくなります。このために、1万円札が何枚、5千円札が何枚、千円札が万枚、500円玉が何枚、100円玉が何枚、50円玉が何枚、10円玉が何枚、5円玉が何枚、1円玉が何枚というようにそれぞれ必要なお札や小銭の枚数を事前に調べておいて、両替をしてこないといけません。そのための金種計算の例です。

 

Excelで金種計算の例の図

 

 

金種計算の方法について
 223,782円の金種計算(例)

 

1万円札の枚数を求める
 ① 223,782円を10,000円で割ると1万円の枚数を求めることができます。 22.3782
 ② 小数点以下の3782は必要ないので切り捨てると22枚必要なことがわかります。これをエクセルの式では、 =INT(223782/10000)   → 22 となります。(1万円札が22枚)
 (備考)小数点以下を切り捨てるには、INT関数やTRUNC関数を使用します。

 

5千円札の枚数を求める
 ① 223,782円を10,000円で割ったあまりを5,000円で割ると、5千円札の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、 =INT(MOD(223782,10000)/5000)  → 0 となります。(5千円札が0枚)
 (備考)あまりを求めるにはMOD関数を使用します。エクセルの式では、 =MOD(223782,10000) → 3782

 

千円札の枚数を求める
 ① 223,782円を5,000円で割ったあまりを1,000円で割ると、千円札の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、
=INT(MOD(223782,5000)/1000)  → 3 となります。(千円札が3枚)

 

500円玉の枚数を求める
 ① 223,782円を1,000円で割ったあまりを500円で割ると、500円玉の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、=INT(MOD(223782,1000)/500)  → 1 となります。(500円玉が1枚)

 

100円玉の枚数を求める
 ① 223,782円を500円で割ったあまりを100円で割ると、100円玉の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、=INT(MOD(223,782,500)/100)  → 2 となります。(100円玉が2枚)

 

50円玉の枚数を求める
 ① 223782円を100円で割ったあまりを50円で割ると、50円玉の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、=INT(MOD(223782,100)/50)  → 1 となります。(50円玉が1枚)

 

10円玉の枚数を求める
 ① 223,782円を50円で割ったあまりを10円で割ると、10円玉の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、=INT(MOD(223782,50)/10)  → 3 となります。(10円玉が3枚)

 

5円玉の枚数を求める
① 223,782円を10円で割ったあまりを5円で割ると、5円玉の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、=INT(MOD(223782,10)/5)  → 0 となります。(5円玉が0枚)

 

1円玉の枚数を求める
① 223782円を5円で割ったあまりを1円で割ると、1円玉の枚数を求めることができます。これをエクセルの式では、=INT(MOD(223782,5)/1)  → 2 となります。(1円玉が2枚)

 

 

 

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